○購入の動機
宮部みゆきの作品は、文庫で出たらすべて買うことに決めていた
(子供向け作品を除く)。
○感想
交差するもう一つの火が、この下巻から登場する。
しかし、火なのかどうか最初はわからない。
他の登場人物達が、以前主人公を見捨てたと苦悩したり、
特殊能力を持つ子供を守ろうと逃げ回ったりと
深刻な事態に陥るからこそ、主人公の過ごす
幸福な時間が際立つのであろう。
どんどん緊張感が高まってのエンディングは哀しいが、
あれはやはり幸せな結末だったとしか言いようがない気がする。
わかり易い悪だけでなく、それにただ便乗するだけの悪や
それらを退治しようとする必要悪など
悪の形はいろいろあって、それらにどう対処するのが良いのか
考えさせられる作品であった。
映像にしたら映えるだろう、なんて思ったが、
映画版がもうあるのね。
2008年10月13日
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